2026.07.06

  • ♡娘日記♡

4歳の娘に教えられた「謝る」ということ。

私は未婚の母。つまり、娘が生まれた時から娘のパパはいない。でも、「途中からいなくなった」だと傷が残るけど、「最初からパパの概念がない」のなら、娘はきっと傷つかない、大丈夫だろうと思っていたんです。

ですが、子供は色々わかっているもので、4歳くらいから、私の男友達と一緒にご飯を食べた帰り道を歩いていると、「こうやって歩いてたら、Yちゃん(自分の名前)にも、パパがいたらどんな感じだったんだろうって思うなぁ…」と、「自分にはパパがいない。いてほしい。」ということを口に出すようになりました。

しかも、「パパが欲しい!!」とかは言われたことなく、ボソっと呟くからリアルなんです。「Yちゃんにパパがいたら、こうやって一緒に並んで歩くのかな…」と桜が綺麗な公園を横目につぶやいている娘の言葉を聞いた時は、さすがに胸が痛くなりました。

普段は「ママと2人きりがいい!」と言ってくれるんだけど、それはもしかしたら気を遣ってくれてるのかもしれない。でも、「パパがいたら良いなって思うこともあるけど、実際にパパがいて、パパとママが、Yちゃんとママよりラブラブになったら嫌だから、やっぱりイイや」とも話してくれたりします。

それにしても子供とは侮れないもので、私はいつも「Yちゃんにもパパはいるよ。でも、遠くで働いてるんだ。Yちゃんのために遠くで働いてお金をくれてるんだよ」と言っても、

「でも、どれだけ遠くにいても忙しくても、Yちゃんのことが本当に大切なら、一回くらい会いにくるよね?」と言われ、私は返す言葉がありませんでした。あとは、「ママが喧嘩するから悪いんだよ」とも言われて怒られたこともあります…。

また、保育園の年中さんの時には、わざとかのように娘に向かって「私には格好いいパパがいて、お金持ちなの」と毎日一緒に寝る時に言ってくる子がいたらしく、

「Yちゃんにはパパがいないしお金持ちじゃないのに、パパがいることも自慢されて、お金持ちなことも自慢されて、本当にやだ。もう保育園行きたくない」とまで言うようになって、何度も先生に連絡して様子を見てもらっていることもありました。

でも、その相手の子は結局、引っ越すことになり保育園に嫌な子はいなくなったようなのです。ところが、そのあと娘が言ったことに私は驚きました。

「Yちゃん、あの子のことが嫌ってずっと言ってたけど、もしかしたらYちゃんがヤキモチ妬いてただけで、あの子は悪くなかったのかもしれない…。引っ越していなくなってから、あの子がいないと寂しくなっちゃった。それで。Yちゃんが間違ってたのかもしれないって気づいたから、先生に謝ってほしい」と言ってきたんです。

私としては、ビックリ。

そうやってきちんと自己分析して、それを言葉にいして謝ることができる4歳、凄い!と感心しました。

子供なりに、「相手が自慢してきたのか、自分がヤキモチやいているだけか」を冷静に考えた結果、自分が悪かったのかもしれないと思えるのは、人として素晴らしいなと思いました。きっと、勇気を出してそのことを私に言ってくれたんだろうなと思うと胸がギュッとなります。

その時私は、「もしかしたらYちゃんのヤキモチだったかもしれないけど、それでYちゃんが嫌な思いをしてたのは本当のことだから、気にしなくて大丈夫だよ。でも謝れるなんて凄いね」と返した気がします。

そんなことがある度に、娘がどんどん私より成長していくことが、誇らしくも寂しかったりします。子離れのシュミレーションをすると、今でも怖いし悲しい笑。

娘はいつも、「ママは、いいママだよ。だって、Yちゃんにもちゃんと謝れるからね!」と、謎に「ママとしての評価」を受けながら、私は娘を育てているつもりだけど、育てられている、そんな関係性です。

「謝れるかどうか」って本当に大切ですよね。

私は相手が小さい娘であろうと、自分が間違っていたら謝るようにしています。それは、母が絶対謝らない人だったので反面教師でもあります。

私も娘も、謝れる人間でよかった。そんな風にたまには自分を褒めながら育児をしています。そんな娘と、1秒でも多くの時間を共にしたいと思います。

いつも読んでくれている人、本当にありがとうございます。

読者あっての書き手なので、感謝感謝です。

 

Text:Yuko Nishiuchi

 

 

西内 悠子 Nishiuchi Yuko

Shukugawa→Tokyo→Kobe
ブロガー、OL、ライターを経て今に至ります。

学歴等

<学歴>
夙川小学校
親和女子中学校
親和女子高等学校
同志社大学文学部哲学科

<職歴>
avex株式会社(正社員)
講談社ライター(業務委託)
早稲田大学入試パンフレット制作
著書執筆、等。

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